5-10 配管後の水漏れ検査

(1)水圧試験

 架橋ポリエチレン管は水圧試験を実施すると初期負荷設定圧力より低下するため、この圧力降下を漏水と間違えることがあり注意が必要となります。そのため以下の試験方法を推奨します。

@ 配管の末端をプラグやその他の方法でふさぐ。次に給水弁を開き満水にするがこの時に配管中の空気を排除する為にプラグをゆるめたり、弁を開く。
A 配管にポンプで圧力を加える。このとき、初期設定圧力に達してから5分間保持する。
初期設定圧力:0.75MPaもしくは1.75MPa
注: 1.75MPaは水道器具の耐圧性能であり水漏れ検査はこの値以下で行って下さい。
ただし器具付け後は水栓器具の止水性能が0.75MPaであることから、その値以下で水漏れ試験を行って下さい。
B 保持後圧力降下を一時間保持する。
・初期設定圧力が0.75MPaの場合、一時間後の圧力が0.5MPa以上であること。
・初期設定圧力が1.75Mpaの場合、一時間後の圧力が1.2MPa以上であること。
一時間後の圧力が上記以下になった場合漏水の可能性が特にあります。
C 合否の判定
・各部材、接続部を目視および触感で確認し漏水、破損などが無いこと。



(2)空気圧試験

 水圧による試験を推奨しますが寒冷地などで水が使用できない場合は以下の手順で空気圧による試験を行い接合部の漏れの有無を確認して下さい。

@ 0.1〜0.3MPaの低圧で試験し、接合部の漏れの点検は希釈石鹸水などを筆などで塗布し、気泡の発生の有無を確認する。
A 合否の判定
・気泡の発生の無いこと。